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ホームページの流入元と被リンクの重要性について

今回は、「ホームページの流入元と被リンクの重要性について」をご案内させていただきます。

ページ閲覧者はどこからアクセスしてくるのか

患者様のなかにはクリニックのホームページを閲覧されてからご来院された方がいるかと存じます。
そのような方々は、どこから(どういった方法で)貴院ホームページへアクセスされたのでしょうか。
ホームページ閲覧者のアクセス方法を示す情報を「流入元」といいます。
流入元は大きくわけて「検索エンジン」「被リンク」「直接アクセス」の3つになります。

【検索エンジン】

GoogleやYahoo!に代表されるホームページ検索システム。
上位ほどアクセスされる可能性があるので、いかに上位に表示されるかが重要になります。

【被リンク】

医師会や医療系ポータルサイトといった外部のホームページより、クリニックのホームページをつなぐリンクのことを指します。

【直接アクセス】

検索エンジンや被リンクを経由せず直にアクセスすること。
Webブラウザーに登録済みのブックマーク、アドレス欄へのURL直接入力、QRコード読み込みなどが直接アクセスになります。

ホームページの評価を上げるため被リンクを増やしましょう

上記で説明したように被リンクを集めること(外部のホームページよりクリニックのホームページへリンクをつないでもらうこと)は、SEOにとってとても重要なことです。Googleは被リンクがたくさんあるページをユーザーにとって有益なページと考えており、被リンクを獲得すると検索順位も向上しやすくなります。

ただし、やみくもに被リンクを増やせばいいというわけではありません。リンクをつなぐ側のホームページのGoogle評価が低い、クリニックと関連性が低い場合などはペナルティを受け、クリニックホームページの検索順位が下がってしまうことがあります。またリンクを販売する業者から購入したリンクや、ワードサラダと呼ばれる単語や文章を並べただけのページからの被リンクもペナルティの対象となります。

クリニック様のホームページであれば医師会や学会、製薬会社、連携先病院、医療系ポータルサイトから被リンクをしてもらえると非常に効果的です。というのも「E-E-A-Tが高いページからの被リンク」「関連性の高いサイトからの被リンク」「自然的に発生した被リンク」「多くの人に知られている有名なサイトからの被リンク」がSEOの観点から優れた被リンクと言えるからです。

上記4つのうちでもっとも重要なのが「E-E-A-Tが高いページからの被リンク」です。
E-E-A-Tとは「Experience(経験)」「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」の略称で、Googleの検索品質評価ガイドラインで定義されたホームページを評価する際の基準です。上記で挙げた医師会や学会、製薬会社、連携先病院、医療系ポータルサイトなどはE-E-A-Tが高いと考えられますので、クリニックのホームページへ被リンクしてもらえれば評価が上がるでしょう。

被リンクを増やすためには

もっとも単純な方法はクリニックのホームページへ被リンクしてくれるようお願いすることです。
所属されている医師会や学会、お取引のある製薬会社の担当者様へ、機会があれば被リンクのお願いをされることをお勧めいたします。連携先病院の場合はクリニックのホームページから相手のページへリンクつなぐことで相互リンクとなり、お互いのメリットにもなります。

また高品質なコンテンツを制作することも重要な施策です。
高品質なコンテンツとは専門性や独自性、網羅性の高い情報を盛り込んだページのことです。たとえばある疾患についてのページを作成する際、医師がいままでご経験したことや、医療の専門家ならではの言葉で原稿を書くと、他にはないオリジナリティあふれる価値の高いコンテンツとなるでしょう。価値の高いコンテンツであれば自然と被リンクが増えていきます。

もしブログやSNSを運用しているようであれば、作成したコンテンツ(ページ)を積極的に発信していきましょう。多くの方の目に触れる機会が多いほど被リンクしてもらえる確率も上がっていくことでしょう。

あまり聞きなれない言葉だったかと存じますが「被リンク」がいかにホームページの評価を上げるのに重要な要素かおわかりいただけましたでしょうか。