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Internet Explorerのサポート終了と、主要ブラウザについて

今回は、Internet Explorerのサポート終了と、主要ブラウザについてについて以下の内容を解説していきたいと思います。

ブラウザ(ホームページ閲覧ソフト)とは

インターネットは水道や電気と同じように、インフラの1つと言っても過言ではないほど広く普及しています。インターネットに接続してWebページを見る際に、画面上に文字や画像、動画などを表示するソフトを「ブラウザ」と呼びます。GoogleやYahoo!から何かを検索しようとするときに開くページはブラウザによって表示されているものです。
ブラウザはほとんどのスマートフォンやパソコンに初期状態でインストールされているため、別途インストールしなくてもインターネットの閲覧が可能です。

Internet Explorerについて

昨年6月16日、これまで世界的に使用されていたブラウザ「Internet Explore」(以下、IE)がMicrosoft社によるサポートを終了しました。かつてWindowsのPCに標準搭載されていたブラウザで、使用したことがある方も多いかと思います。最盛期の2000年代初頭にはシェアの9割を占めることもありました。
それが2000年代半ば以降ChromeやFirefox(後述)などの新興ブラウザが勢力を伸ばしたこと、セキュリティの脆弱性が明るみに出たこと等で徐々にシェアを落としていきました。スマートフォンが普及し、IEにこだわる必要性がなくなってきたことも理由の1つです。
上記のような理由により、Microsoft社は2021年5月19日「IE」のサポートを終了すると発表し、昨年6月16日にサポートを終了しました。

IEを使用し続けることのデメリット

IEのサポートが終了した現在でも使用していただくことは可能ですが、弊社としては他のブラウザへの移行をおすすめしております。その理由としては下記のような点が挙げられます。

1) IE非対応のサイトがあり、今後も増えていく

例えば動画サイトのYouTubeなどは既にIEでの表示ができなくなっています。弊社としましてもサポート外のブラウザになっておりますので、正常に表示ができない場合がございます。今後時間の経過とともに表示ができないサイトは増えていくと考えられます。

2) 最新技術に対応していない

開発が既に終了しており最新技術に対応していないため、画像の表示スピードなど処理速度が他のブラウザよりも遅いというデータがあります(一般的に「重い」と表現されます)。処理速度の遅さはささいなことかもしれませんがストレスに繋がることも考えられます。

3) セキュリティ機能がアップデートされない

サポートが終了すると、アップデートも行われなくなります。IEはほかのブラウザにあるような高度なセキュリティ機能がありません。サポート終了後はさらに防御力が低下し、サイバー攻撃の被害に遭うリスクが高まります。

4) 移行先として考えられる主要ブラウザ

今現在どのようなブラウザをお使いでしょうか。
既に使用されておりましたら大変恐縮ではございますが、改めて、IEからの移行先として弊社推奨ブラウザについてご紹介いたします。
※ここではPC利用を想定しております

【Google Chrome】

Google Chromeは世界的に見てもシェアNo.1のブラウザです。使いやすさやセキュリティ面だけでなくデザイン的にも優れています。Googleアカウントを利用している場合はスマートフォンと同期が容易で、同期するとどの端末でもChromeの使い勝手が変わらないというメリットがあります。1台の端末に入力したパスワードが、ほかの端末でも自動入力されるなど快適な利用が可能です。

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【Microsoft Edge】

Microsoft EdgeはIEの後継としてMicrosoft社が開発し、2019年にリリースされたブラウザです。2022年12月現在、国内ではGoogle Chromeに次ぐシェアがあります。前身であるIEの表示に対応した「IEモード」を搭載している点が特徴で、IEをこれまで利用されていたかたも比較的違和感なく移行できるかと思います。Windowsの利用に不慣れな方、Windowsに余計なソフトを入れたくない方におすすめです。

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